夕暮れフェルマータ

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夜のアニマルウォッチング / バードウォッチング番外編

夜間ドライブは動物と会うチャンス

 今回は、バードウォッチング記事の番外編として、夜間のアニマルウォッチングについて書いてみます。

 そもそもの始まりは、釣行帰りの夜のドライブでした。多くの方がそういう経験をお持ちだと思いますが、多少とも山野に近い土地柄だと、しばしば道路を横切る野生動物に遭遇することがあります。地域性もありますが、頻度が最も多いのはタヌキでしょうか。彼らは小心ですぐパニックになるので気をつけなければいけません。テンパって、いきなり車道に飛び出す輩も少なくありませんし、いつまでも道路上を逃げ続けて、道路脇に避けることすらできないこともよくあります。

 あとは、キツネ、シカ、カモシカ、イノシシ、イタチ、テン、野ウサギ、アナグマハクビシン、野ネズミ等、大小さまざまな動物が夜の道路を横切ります。

 当初は、釣行帰りのおまけとして、会えたらラッキーくらいの気持ちでしたが、徐々に、敢えて動物ウォッチングのために夜間ドライブに繰り出すようになりました。山間を縫うように走る林道が中心です。特に、自宅近くの池田山周辺の林道にはよく通いました。舗装されている区間も多く、運転するのにあまりストレスを感じないのも好条件だったからです。

 我ながら酔狂なことだと思っていたら、どんな分野にもマニアというのはおられるもので、インターネットに夜間のアニマルウォッチングの情報が溢れているのを知りました。確かに、夜間、ちょっと車を走らせるだけで、普段は滅多に会うことのない野生動物と手軽に会うことができるのですから、好きな方には堪らないですよね。仕事がある日でも出かけられますし。

 ある種類の動物に狙いを定めて会いに行くこともありますが、大抵は、想定外の場所で、想定外の動物に会う嬉しいハプニングがついてきます。

 

鳥との出会いもあります

 中でも特に嬉しかったのは、ヨタカとの出会いです。ヨタカは、宮澤賢治の童話「よだかの星」の主人公ですが、地味で日中に姿を見ることが難しい鳥です。それが思いがけずヘッドライトの前でふわりと翻り、少し先の道路に舞い降りたのです。海に浮かぶ戦艦のようなあの独特のフォルムがはっきりと見て取れました。

 

 山を歩いていたり、渓を釣り上がったりしている中で出会う動物も嬉しいものですが、夜間ならではの活発に行動する動物たちとの邂逅もまた楽しいものです。

 興味のある方はお出かけください。但し、一度は昼間のうちに道路状況等の下見も兼ねて、予定のルートを走行してみることをお勧めします。また、くれぐれも交通事故にはご注意を。自損事故はもちろん、対物、対人、対野生動物の事故も、です。

 もしかしたら、病みつきになってしまうかもしれませんよ(笑)。

 

yuugurefermata.hateblo.jp